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ADHDに対して薬よりも効果があったビジョントレーニング

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 小学校~中学校のときには忘れ物が多かった程度で、周りの子どもたちと問題なく接してしました。成績は国語・英語が苦手でしたが、それが普通の子に比べてとんでもなく悪かったわけではありませんでしたので、発達障害とは疑っていませんでした。

 本格的に発達障害を疑い始めたのは大学を卒業して就職してからになります。会社でプログラミングをする業務を始めたのですが、なかなか業務内容を覚えれないことや、仕事場にフロッピーディスクや小物をよく忘れたりすることが頻繁に発生し、そのたびに先輩社員や上司に怒られる日々が毎日続きました。

 さすがに「これはおかしい」と自分自身感じ始め、YAHOOの知恵袋で自分の症状を検索したら発達障害ではないかと疑い始めました。

・発達障害と診断されるが・・・

 インターネットで発達障害に対応できる病院を探し、検査してもらったところ、やはり発達障害(ADHD)と診断されました。診断には母子手帳が必要だったので、貰うついでに母親に私の生まれた直後の様子や幼児期、小学校時代の状態を聞くと、生む際にかなりの難産で帝王切開が必要だったこと、幼児期に言語の発達が遅れていたこと、忘れ物が多く先生に注意されたなどが分かりました。そのことも医師にお話ししました。学生時代や会社での物忘れの多さは発達障害に起因するものであったと理解しました。

 とはいえ、発達障害の診断を受けただけでは意味がありません。これからの対策をしないといけません。とはいっても病院からの対策は薬のみ。ADHDの症状は少しマシになりましたが、薬の副作用が多く、飲むのを止めることにしました。

 幸い大企業だったため会社に発達障害であることをカミングアウトして配置転換してもらうことには成功しましたが、それでも症状はあまり変わることはありませんので、上司に毎日怒られることは変わりませんでした。その時の気持ちは、「自分は何もやってもダメなのでは」と言う思いでいっぱいでした。本当につらかったです。

・きっかけは間違って買った本

 そんなあるとき、偶然にも本屋である本に出合いました。その本は「学ぶことが大好きになるビジョントレーニング」です。結構高かったのですが、その本を買ってみました。理由は発達障害とは関係なく、少しでも覚えが良くなることを期待してのことです。

 ビジョントレーニングを簡単に説明すると、目で捉えた情報を脳で処理して、体を動かす機能を高めるトレーニングです。初期の頃は目の動かし方を学びますが、スポーツ選手がやる「スポーツビジョン」まで行くと体の使い方まで及びます。アメリカでは免許にもなっているほど普及していますが、日本ではまだまだ普及していないのが現状です。後から聞いた話ですが、LD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)の子供たちの改善に使われています。教科書の文字を追えない発達障害の子もいるので、そのためにビジョントレーニングが使われています。

 話を戻すと、「学ぶことが大好きになるビジョントレーニング」は幼児や子供を対象とした本だったので、正直失敗したと思いましたが、少しでも元を取ろうと出来そうなものを選択してトレーニングをやってみました。すると、なんと子供対象としているのにできませんでした。

 子供を対象としているのに大人の自分ができないのはどう考えてもおかしいと感じ、この本の裏側にあるお店に行ってきました。これまた偶然にも車で約15分の場所にありました。ちなみにこのメガネ屋さんはメガネを扱っているだけでなく、「ビジョントレーニング」も行っています。

 ここで、検査を行ってもらったのですが、不注意の原因に「見る力」の弱さから来ていると言われました。今後の対策はトレーニングをすることと、「見る力」を補うメガネの購入を勧められました。自分のADHDの症状を理解して受け入れたうえで「一緒に頑張ろう」と言われたのがかなり印象に残りました。この言葉を言われた後、お風呂で泣いたことを今でも覚えています。会社で理解されずにつらい毎日を送っていたこともあったと思います。

 今でもまだまだミスはありますが、トレーニングをする前よりもミスの量は約四分の一になっています。正直ADHD対応の薬よりも効果は高いです。もしこの文章を読んで少しでも参考になればうれしいです。

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