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発達障害の息子の自傷行為を止めさせるために行なった事

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この記事は発達障害のお子さんを育てている40代の女性に書いていただきました。

………

 うちの息子は、保育園の時から、あまりみんなと一緒には遊ばず、他のお子さんが、遊具や走り回って遊んでいる中で、ひっそりと花壇の中の石を一つずつ拾っては、一列に並べて遊んでいるような子でした。小学生になって自閉症と診断されたのですが、自閉症の子はミニカーなどを一列に並べる性質があるので、これと同じ行為だと思います。保育園では歌やお遊戯、食事、排せつなどは問題ありませんでした。ただ、言葉がたどたどしく、動作もゆっくりで、親としてちょっと心配はしていました。

 卒園が近づいてくる中で、「保育園の先生にうちの子大丈夫ですか?普通学校に進級できますか?」と質問しましたが、「大丈夫ですよ。問題ないです」と言われ、通常小学校に入学させました。

 今思うと、息子は保育園を卒業して、小学校に行くということが、言葉では分かっていても、「どんなところなんやろ?大丈夫なのかな?」などの大きな不安があったのだと思います。当時、「ドキドキドン!一年生」の歌を、突然思い出したように歌っていました。一年生になることに対する彼の不安の表現だったのです。落ち着かなかったのだと思います。発達障害の子は、環境の変化を快く受け入れることが難しく、新しい環境に対するイメージが捉えにくいのですが、息子が発達障害と診断されたのは小学校5年生になってからです。

サクラさいたら 一年生
ひとりで 行けるかな
となりにすわるこ いい子かな
ともだちに なれるかな
どれでも さいしょは一年生
ドキドキするけど ドンと行け
ドキドキドン! 一年生
ドキドキドン! 一年生

「ドキドキドン!一年生」

●小学校へ入学してからの自傷行為

 そうこうしているうちに、小学校に通い始め、ひらがなや、算数などの宿題を見てあげていたのですが、その時、私は驚きを隠せませんでした。見本と同じように、ひらがなを真似して書くという行為が、彼にとっては難しく、鏡文字をか書いてしまったり、ぐちゃぐちゃになったいたり、見本の文字に対する認識が違っていたのです。

 まだ、発達障害の診断を受ける前だったので、私は「何故?どうしてできないの?」と息子を責めてしまいました。そんな毎日が続くいたある日、いつものように注意している時、自分の腕に噛みつくという自傷行為を始めるようになりました。私に指摘された通りに動けない自分に腹が立って、やり場のない気持ちを、自分自身に向けるようになったのです。

 他の時にも自傷行為がありました。一緒に外出していて、道に迷い、私が人に道を尋ねていたのですが、その行為が息子にとっては気に入らなかったみたいで、自分自身の腕を噛んでいました。この時に気づいたのですが、彼は、非常に自尊心が高く、「できない。」「わからない。」が、許せないことだったんだろうなと理解しています。

 その自傷行為を止めさせないといけないと思いましたので、息子のペースに合わせて、何でもゆっくりと説明をしてあげることで、自尊心を傷付けないようにしました。算数に関しては、おはじきを使って説明しました。彼らは、視覚的に物事を理解する力に優れていると聞き、問題なく理解してくれたように思います。

息子のパニック

 学校での様子は、よく分かりませんが、一年生の時は時々マジックやクレヨンで洋服の太ももあたりに、グルグルグルっていう落書きをして帰ってくることがありました。多分、学校生活の中で、パニックになってたんでしょう。発達障害の中でも自閉症の子はパターン化した行動が崩された時、パニックになる傾向があります。これらの傾向は小学校5.6年生くらいになってからは、「うろうろする」という気持ちの落ち着け方をあみ出したようです。

[参考記事]
「発達障害(自閉症)による自傷行為をしている息子について」

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