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発達障害の子の癇癪(かんしゃく)にどう対処すればいい?

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 気に入らないことがあると激しく癇癪(かんしゃく)を起こす、幼児期の特徴のひとつです。発達障害の有無にかかわらず、成長過程の中で必ず通る道です。でも、対応する親のほうは大変ですよね。ここでは、「癇癪(かんしゃく)とはそもそも何か?」「発達障害の子の癇癪(かんしゃく)の特徴や対処法」について、我が家の末娘のケースとともに解説します。

癇癪(かんしゃく)とは?定型発達と発達障害の子の癇癪(かんしゃく)の違い

 癇癪(かんしゃく)とは、些細なことが原因で感情を抑えきれず激しく怒り出すことを言います。一般的には2歳前後から出始めることが多く、原因はさまざまですが「自分でやりたい、けど上手くできない時」や「不満や不安を感じてはいるけれど上手く言葉にできない」などが挙げられます。

 癇癪(かんしゃく)の種類は個人差があり、泣きわめく子もいれば、「キーーーーー」などの奇声を発する子、自分で壁に頭をゴンゴン打ちつける子などさまざまです。癇癪(かんしゃく)は、子どもが感情を言葉で説明できるようになる頃には収まると言われています。ですので、癇癪(かんしゃく)は成長過程のひとつと言えます。

 発達障害の子は言葉の発達が遅い子もいることや、感覚過敏や感覚鈍麻があるために外界の情報を上手く処理することができず、不安が大きいことなどから、定型発達の子なら癇癪(かんしゃく)が落ち着く年齢になっても収まらないことも少なくありません。

我が家の子どもたちの癇癪(かんしゃく)はいろいろ

 我が家の子どもたちの癇癪(かんしゃく)についてお話します。末娘と次男が発達障害と診断されていて、長男は定型発達です。我が家では「キーーーー」と甲高い声で叫ぶのは末娘、「頭をゴンゴン」と叩きつけるのは長男でした。次男は「お~~~~~~」とものすごく悲劇性の高い泣き方で訴えてきたことがよくありました。

 頭を打ちつけた時はびっくりし、当時長男が通っていた保育所や病院で相談したのですが、発達障害には当たらず、このタイプの癇癪(かんしゃく)は2歳前には収まりました。発達障害の子どもの中には壁などに頭をぶつけるタイプの子もいますが、長男は違いました。次男の「お~~~」という叫びも一時期だけで、比較的穏やかに過ごせたほうでした。

 いまだに癇癪(かんしゃく)が残るのは幼稚園年長の末娘です。「キーーーー」は幼稚園入園後しばらく続き、収まった後も寝っ転がってふてくされるなどのさまざまな表現での癇癪(かんしゃく)がありました。年長になってからは幼稚園で癇癪(かんしゃく)を起こすことは少なくなりましたが、ゲームなどで一番になれなかった時に激しく癇癪(かんしゃく)を起こすのは相変わらずです。

末娘の癇癪(かんしゃく)にどう対応していたか

 騒がしい癇癪(かんしゃく)の時はとにかく黙らせるのが先でした。特に公共の場で起こされる癇癪(かんしゃく)はヒヤヒヤものです。自宅で起こす癇癪(かんしゃく)の場合は・・・とりあえず放置・・・し、落ち着くのを待つようにしてました。ですが、癇癪(かんしゃく)を起こす子供の気持ちからすれば放置はあまりしないほうがいいです。

 不満の原因がはっきりしているなら、「思い通りにならなくてイライラすることなんて大人になったらいくらでもあるわ!自分で耐えることを覚えてくれ」と言いたくなることが多々ありますが、「イライラ」の感情が子どもにとって得体が知れず不安を増大させてしまう→つい癇癪(かんしゃく)を起こしてしまう、と考えれば、子どもの不安を取り除くという工程が必要です。

 それからは反省したことを踏まえ、「今起こっていること」と「今子どもの中に湧き上がっている感情」について繰り返し説明し、分かり始める日を根気よく待ち続けています。末娘の一番になれないことでの癇癪(かんしゃく)には「『一番になれなくてくやしいよーーー』なんだよね?」と繰り返し言ってあげています。大変ですが長い目で見ればそれが最善です。発達障害の子も、やがて癇癪(かんしゃく)は収まります。自分の感情を自分なりに理解し、言葉にできるようになる頃には落ち着きますので、それまでは親が理解者としてサポートをしてあげるしか方法はありません。

[参考記事]
「発達障害(自閉症)による自傷行為をしている息子について」

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