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発達検査で自閉症の息子の得意な分野が分かり、成長が加速

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この記事は自閉症の子供を持つ30代の女性に書いていただきました。
この記事は「息子が自閉症だと分かった時にはショックで震えました(実例)」の続きです。

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発達障害の診断を出すときや、診断が出てからも発達の様子を知るために度々発達検査を受ける事になります。
発達検査はよく知られている知能指数(IQ)ではなく、発達指数(DQ)を見るものです。
勘違いしてはいけないのは、決して遅れている部分だけをチェックするものではないという事です。
凸凹のある発達が自閉症の子供には多いので、何才も発達の遅れがみられる分野もあれば、年齢以上発達している分野があることもあります。
それをはっきりさせるのが発達検査の目的です。

私は始めのうちは、この発達検査が息子が他の子と比べてどれくらい遅れているのかを数字としてはっきり見せられるので、とても嫌なものでした。
ここが出来ませんでした、ここが苦手です、実年齢より1才遅れています。
こう言われるたびに息子に落第点を出されているように感じていたのです。

でも息子の場合、数字に強く理解が早い部分があったり、記憶力が良い部分もあって、そこは3才上くらいの点数がつけられていました。

発達検査の点数はあくまでも結果として出てくる部分で、実際は苦手な部分、得意な部分を見つけてあげるために受ける検査です。
私の息子は自閉症ですが、一般的な自閉症の本に書かれているような特性はみんなにあてはまるものではありません。
本当に自閉症の人数だけ特性や対応方法が違うのです。

その子その子にあった療育をうけるために、発達検査の検査結果が役に立つことになります。

得意分野の能力を伸ばす

息子の場合は、得意だった数字への関心を利用して苦手な指先を使った遊びをしたり、エレベーターの数字を見ながらコミニュケーションの訓練をしていました。
得意な部分はとことん伸ばしていき、興味を持った本や知育玩具は対象年齢に関係なく与えました。
もともと凸凹発達なんだから対象年齢なんて関係ないと開き直り、息子の発達に合わせたのです。

そうしていく事で苦手な分野も得意な分野に引っ張られるようにゆっくりですが成長していきました。
診断を受けた2才の時から「数字的にはずっと1年ゆっくりした成長ですね」と言われ続けていた息子は、就学前の5才の時に健常児を1才追い越した結果を出しました。
その内容は得意な部分でマックスの点数を出し、苦手な部分は3歳。
凸凹は今まで以上に広がっていましたが。

平均点や高い点数が出たからと言って、全部が同じように成長しているわけではないという事がよくわかる検査結果でした。
今では発達検査の結果を聞くたびに、今の息子はどんな感じなのかな?と楽しみにしているくらいです。

まとめ

検査を受ける時の子供の体調、機嫌、時間などで検査結果は大きく変わります。
年齢が低いほどこういう影響を受けやすいと思います。

なので前回できていた課題が出来なくなっていることもよくあります。
でもそうだからといって子供が後退したわけではありません。

検査をして下さる先生方も、課題をこなせるかという事以外の「課題に取り組んでいる時の様子や反応」などもきちんと見てくださっているので、検査の時の子供の様子も聞いてみてほしいと思います。
発達検査でいい数字を出す為に練習をする必要もありません。
子供のそのままの姿を見てもらえばいいんです。

検査結果の数字だけに捕らわれず、子供の内面を見てあげる事が一番大切だと思います。

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