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私が受けた発達障害の診断方法は2つ(問診とWAIS検査)

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この記事は発達障害の大学生の女性に書いていただきました。

「親が発達障害(アスペルガー)を認めてくれず、うつ病に」の続編です。
…………………..

発達障害の診断方法は様々ですが、私は2つの方法を試しました。
1つは問診です。
問診ではカウンセラーに幼少期や現在の様子を詳述し、母子手帳や通信簿を見せます。
発達障害は先天的な疾患であるため幼少期から症状が出ているからです。
加えて現在困っていることや自身の性格などについて質問され、ADHD、自閉症及びアスペルガー症候群の診断項目を満たしている場合認定されます。

もう1つはWAIS検査といわれるもので、これは各IQの数値を確かめるものです。
ここで少しIQの話をしますが、人間のIQには様々な種類があります。
その中でもこの検査では言語性IQ(言語の理解や計算)や動作性IQ(視覚情報を得てから実際に行動するまでの速度)という測定概念を用いて発達障害を診断するのですが、言語性IQと動作性IQの差が一定値を超えた場合、診断が下ります。

筆者の場合は、問診の際は通信簿の「忘れ物が多い。」「非常におとなしい。」などの記載や、体育の成績が不振だったりしたことがアスペルガーの診断の一因でした。
このような第3者の証言は発達障害の診断に非常に重要なので、受診する際は必ず伝えた方がいいでしょう。

一方WAIS検査においては、動作性IQが言語性IQを大きく下回り典型的なアスペルガーでした
つまり言語性が優位ということです(自閉症は逆に動作性が優位)。
その他にも各能力の差のばらつきがひどく、脳の発達の偏りを示していました。

ただ、診断には医学的な方法だけでなく、医師の主観的な判断も加わります。
筆者はこのためにアスペルガー症状とADHDの併発だと認定されましたが、ADHDは誤診でした。
そのため、効かない薬を飲み続ける羽目になりました。
事項ではこれについてお話しします。

[参考記事]
「発達障害の一つアスペルガー症候群とは」

誤診の原因と薬の副作用

先述したとおりADHDだと誤診された訳ですが、これには理由があります。
まず、ADHDとアスペルガー症候群は同じような症状が出ることです。
例えば、「同時に複数のことができない」「対人関係が苦手(ADHDは衝動性から思ったことを口に出してしまう節があり、一方でアスペルガーは人の気持ちをくみ取るのが苦手なため)」「うっかりミスが多い」などです。
「対人関係が苦手」は一見同じに見えますが、元を辿っていくと全然違います。
ただ 見分けられる医師が少ないのが現実です。

2つめは、発達障害の症状が年齢とともに現れにくくなることです。
これは決して治ったためではなく、当事者が成長の過程で症状のカバーの仕方を学んでいくからです。
例えば、対人関係が苦手なアスペルガーの人は試行錯誤を重ね普通の人と同じように振る舞うことを学んだり、忘れ物が多いADHDの人はメモなどの工夫で改善したりするなどで、本来的な発達障害の症状が潜在化していってしまうのです。
実際、私はアスペルガーを公表すると「普通に見える」とか「そんな風に見えない」などと言われることがありますが、それは現在だからこそそう思われるのであって、昔の自分には症状が明らかに出ていました。
ただ人間関係で苦労した経験から自分なりに上手くやっていくコツを掴み、無意識に実践し症状を抑えていたにすぎません。

上記のような理由から、医師の目に私はアスペルガーとADHDに映ったのでしょう。
そうして処方されたストラテラを飲むことになりました。

もちろん、ADHDでもない私がストラテラを飲んでも全く意味がありません。
それどころかマイナスにしかなりませんでした。
まず副作用(吐き気)に苦しみ、またこの薬は精神薬のなかでも高額で、積もった医療費が家計を圧迫しました。
にもかかわらず飲んでいた訳ですが、今考えると効きもしない薬の副作用や医療費に苦しめられ、馬鹿馬鹿しい限りです。
しかし当時は何が何でも症状を克服したかったのだと思います。

セカンドオピニオン

かれこれ効かないストラテラを2、3ヶ月くらい飲んでいた頃、さすがに疑問を持ち始めました。
加えて母親がまだ発達障害を認めたがらず、「専門院でセカンドオピニオンを受けろ。」の一点張り。
そうして発達障害専門の病院を探し始めたのですが、検査の予約はどこもいっぱいで、一番早いところでも1ヶ月先でした。
そしてそこで受けた結果は、アスペルガー症候群のみ患っているとのこと。
私もそうではないかと思っていたので一安心。
また、母も医師による説得でやっと納得し、とりあえず収束しました。

続きは「親が私の発達障害の診断に怒り、医師に抗議。毒親の実態」

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