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学習障害(LD)なのに先生に怒られ、登校拒否へ

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この記事は30代の女性に書いていただきました。

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 私には二人の息子がおりますが、下の子についてお話いたします。おかしいな?と思い始めたのが、きちんと首が座らない、ハイハイが上手く出来ないな、、と思った時でした。上の子は、早くに首が座り、ハイハイができ、10ヶ月頃には走ることが出来ていましたので、あまりにも成長が遅い息子に対して不安になってしまいました。

 育児相談で色々聞いてみたのですが、「定期的に見ていきましょうか」と言われ、障害の子達を見ていただいている先生に、1ヶ月から2ヶ月おきに相談をさせていただきました。結果的には、1歳になった時ハイハイをせずにつかまり立ち、1歳半頃2、3歩、そして歩けるようになりました。

『診断』

 年長さんの時に「自閉症スペクトラム」という診断をもらいました。ちょうど、保育園に通っておりましたが、色々な事が出来ず、先生方には色々と手助けをしてもらいました。出来なかった事として、洋服を着る事が出来ない、靴や靴下が履けない、三輪車に乗れない、鉄棒にぶら下がれない、お友達と仲良く遊べない。他には先生の言う事を変な意味に受け取ってしまうこともありました。例えば園に来たらジャンパー脱ごうねと先生が言った時に、「ジャンパーを着ると怒られる」と勘違いしてしまうことがありました。そのような事が多く、小学校に行った時に大変だなと思ったため、きちんと診断をもらおうと思いました。それが先ほど書いた自閉症スペクトラムです。

 また、医師の診断時に分かったことが2つあります。1つ目は「低緊張(筋緊張低下症)」です。通常、筋肉は力を入れなくてはいけない場面では筋肉が締まって体を支えることができます。しかhし、低緊張では筋肉がこの正常な働きをしていないため、体を長期間支えることができなくなります。そうなると姿勢が悪くなったりし、日常生活で支障をきたすことになります。

 私の息子の場合、体の全てが柔らかくなっているため、例えば鉛筆や箸やスプーン類がうまく持てない、使えないことがあったり、指に力が入らないため、パンの袋が開けられないなどの生活全般でサポートする必要があります。さらに何でも無い所でも転ぶことがあります。足もうまく上に上がらず偏平足がかなりひどい状態です。

 2つ目は学習障害(LD)の診断を受けたことです。これは小学校に入ってから判明しました。

『小学校入学』

 診断を貰い、支援クラスでのスタートとなりました。但し、息子は殆ど普通学級におり、補助で先生が横についていてくれるという形でした。補助があるという事で息子も元気に行くようになったのですが、また問題が起こってしまいました。

 低緊張により、うまく鉛筆が持てない、箸が持てない等は、色々な補助道具でどうにか対応したのですが、勉強が全然分からなかったのです。これは「学習障害(LD)」の影響です

 1年の頃から、漢字のテストがあるのですが、点数の取れない息子は毎日残ってテストをしていました。息子は我慢してテストを受けていたようですが、さすがに覚えられないのに「覚えなさい!」と怒る先生(交流学級)を嫌になったようで、私に泣きながら訴えてきました。その翌日から、嘔吐&下痢が始まり登校拒否が始まりました。

 その後病院へ相談をして、テストをした結果、学習障害(LD)もあるという事が分かりました。息子の学習障害(LD)は、漢字に対して強く出ており、しっかり見てもぼやけて見えるようでした。ですので、いくら漢字を見ても書けないのです。このような状況を早くに分かってあげてたらと後悔しておりますが、1年の頃の居残りが息子にとって嫌な出来事(トラウマ)になってしまい、その後の不登校に拍車をかける形となりました。

 学習障害(LD)の診断を貰い、先生方にも少しづつ理解して頂くようにお願いをしながら、学校に行かせていたのですが、息子は1年の頃の出来事が忘れられず、学校は楽しいところでは無く、苦しめるところと思う事が多くなっていきました。「僕は覚えられない!なんで他の子と違うの?」と何度も訴え、どうしても学校になじむことが出来なかったため、3年進級の時に転校をしました。

 現在5年生となり、以前より少しづつ出来る事も増えましたが、本人なりに考える事も増え、以前より状態が悪くなってきているように思えます。癇癪、自傷行為、不安症状などの二次障害があります。また、周りの子に合わせる事が出来ないため、学校に行くとすごく疲れるようです。

 人が多い所へ行くと過敏に反応してしまい耳を押さえてしまう、車酔いやトイレの関係でバス遠足や社会科見学など、楽しいと思える行事が息子には負担になり、殆ど参加出来ない状況となっております。行動の制限や、初めての場所への不安、毎日の行動と異なってしまうと、不安が大きくなりパニックを起してしまいます。

『通院について』

 低緊張の件でリハビリのある病院に通院となりました。月に1回程ですが、トランポリンや粘土、ブランコなど、身体や指など、息子の弱い所を少しでも強くするための治療となりました。
 自閉症スペクトラムについては、大学病院へ2ヶ月に1回通っており、先生と15分程ですが、色々な話をしてアドバイスを貰っている状況です。

『発達障害と分かって』

 周りの人の理解が一番大事だと思います。1年生の頃から療育にも通っていますが、療育の先生の言う事はきちんと聞きます。どこまで、子供達の事を分かってあげられるかにかかっていると思います。今後も問題は沢山出てくるかと思いますが、親が1番の理解者になり、側に居てあげたいと思っています。

[参考記事]
「自閉症の息子は低緊張のため体幹が弱いので、支援グッズを使用」

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