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発達障害の娘の自己肯定感が低くならないために気を付けたこと

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この記事は40代の女性に書いていただきました。
……….

娘に関して不安を感じた一番初めのきっかけは、小3の授業参観でした。
一時もじっとしていられない様子で、たえず椅子を動かしたり、寝そべっていました。
担任の先生曰く「いつもこんな感じです」
愕然としましたが、私はとっさに「のびたジャイアン症候群」という司馬理恵子さん著の本を思い浮かべました。
司馬理恵子さんは
多動性や衝動性が強く出ているタイプを「ジャイアン型」
不注意性が強く出ているタイプを「のび太型」
とドラえもんのキャラクターに当てはめて発達障害について説明しました。
当時はまだ発達障害に関して理解している先生が少なく、当時の担任の先生には、忘れ物が多いことについて「親の目が行き届いていないのでは?」と注意されていました。
それから猛烈にあらゆる本を読みあさりながら、生まれてからこれまでの彼女の行動や変な癖等々を思い浮かべ、「このままではいけない」と思い、正式に教育委員会の門をたたき、成長の記録を書き連ねたノートを持って発達相談に至りました。
彼女は、毎日学校で泣いていたことを先生から知らされていたことも決断を後押ししました。

専門の相談員に発達検査と知能検査を丁寧にしていただき、同時に学校の先生方への指導も同時進行で進めていただくことで娘の表情も明るいものへと変わっていきました。
小学校での取り組みとして、効果があったと感じたのは、クラスの中でお互いの良いと思うところを毎日言い合ったり、書き出していつでもいいところがあるのだと認識しあうという活動でした。
荒れていたクラスがみるみる変わっていき、娘もみるみる明るくなっていきました。
親の私への相談も月に一度していただくうちに、「一度、病院ではっきりとした診断をしてもらいたい」との意思を伝えました。
学校の中でも検討していただき、「病院を受診することは、急がなくてもよいのではないですか?」とのアドバイスをいただきました。
一番の理由は、病院へ行くと診断名がつき薬を出されることへの懸念です。

相談以降、娘が大変明るくのびのびとしており、学校の先生も大変熱心にご指導いただいたことでこのまま様子を見ようという考えに至りました。
「本人に困り感が出たときが病院の門をたたくときでよいのでは」というアドバイスに納得したのです。

娘の発達障害の性質

娘の発達障害による困った行動は挙げればきりがありません。
ひとつひとつの対処法をいくつも探り、実は現在もその過程と言わざるを得ないのです。
①まず、短期記憶が弱い。
これは「メモを取るに限る」と何度言われたことか。
でも、そのメモを失くすのです。
なので、電子系が得意な娘に「携帯のカレンダーやアラームにメモを書いたらどうだろう」と提案したところ、その行動は上手いことすぐに身につきました。
紙に書いたメモよりも携帯電話の方が無くしにくいので、その方が良いと思ったのです。
また、記憶が弱いことで失敗しても寝れば忘れてしまうようなところがあり、「あの時、言ったでしょ」と人によっては怒る人もいました。
ただ、それも人懐っこい笑顔で乗り切ってきたのでしょう。
俗にいう天然ちゃんということで許してもらっていたようです。
ただ、失敗を幾度も繰り返すうちに自己肯定感が低くなってしまうので、そこのところはそっとフォローをしようと心がけてきました。
自己肯定感が低くならないようにとは、常に心掛けている大切なことなのです。
発達障害を持っている人は定型発達の方と比べて失敗の数も多く、自分はだめな人間なんだと思う場面にあふれています。
直接、他人から文句を言われてしまうこともあろうかと思います。
そのため人間不信に陥ったり、他人が怖くなったり、逆に攻撃的になったりして、ますます社会で生きていくのが辛くなることもあるのです。
だから、そうならないために、そばには必ず理解者がいて、常に味方だよと発信していくこと、話をしっかり聞いてあげること、気持ちの整理をつける助けをすることが大切です。
良くない行動には、「こういうやり方もあるんだよ」と提案をして、様々な考え方があるということを理解させることがこれから社会に出ていく彼女にとって必要なことと考えています。
物事を順序立てて、紙に書いて納得させながら理解させます。
耳からの情報処理に苦手があるので、視覚優位な彼女にはそうすることで、一目で理解できるのです。
だめな部分に焦点をあてて、克服させるやり方は、合いません。
まずは得意分野を見つけて、認め合って、自分はだめな子じゃないという自信をもたせること、自分を好きになることが基本であり、重要であると考えます。
この部分がしっかりしていれば、たいていの事は乗り越えられると確信しております。

②身だしなみに無頓着
感覚過敏があったので、シャンプーすること、髪をとかすこと、散髪することを非常に嫌がったのです。
毎日髪が爆発状態。
ただ、学校の先生が「ピン止めをしたり、かわいらしいゴムでくくったりするとかわいくなるよ」と言ってくれて、学校ではそれなりに髪の毛は整っていました。
あと、手先の力も弱く不器用だったので小さいボタンを閉めること、チャックを閉めること、シャツが出ていても入れることが難しく、服装の乱れはその都度注意しておりました。
身だしなみについては少しづつ他人の視点も持てるようになるにつれて、本人なりに気を付けるようになってきたと思います。
鏡を見せて周りの視線を意識させるようにはしてきましたが、これがいい方法かどうかは分かりません。

③ざわついた場所が苦手
ショッピングモールなどのざわついた場所ではヘッドホンを離せません。
特にモールのような商店が連なっている場所は。
まず各店から様々な音楽が流れています。
音が入り混じるごちゃごちゃした空間は耐えられないようです。
ですので、音をシャットアウトするために混雑した場所ではヘッドホンは必須です。
このように対策しても混雑した場所は非常に嫌がり、いらいらしてすぐに帰りたがり、買い物を楽しめません。
静かなデパートや1軒1軒のお店であればゆっくり見ることはできます。

等々、強い癖をもっておりますが、日々、楽しいことを見つけて明るく過ごしております。

[参考記事]
「ADHD(注意欠陥・多動性障害)とLD(学習障害)の特徴について」

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