息子が軽度精神発達遅滞と診断を受け、療育を受けるまでの過程
この記事は30代女性に書いていただきました。 ………… 軽度精神発達遅滞と診断を受けたのは息子が2歳10か月の時。 2歳6か月の頃に周りの子と比べ全然言葉が出てこないと思い、市の無料相談にいったのが始まりです。そうしたところ、「療育支援センターというのもあるので相談してみ...
この記事は30代女性に書いていただきました。 ………… 軽度精神発達遅滞と診断を受けたのは息子が2歳10か月の時。 2歳6か月の頃に周りの子と比べ全然言葉が出てこないと思い、市の無料相談にいったのが始まりです。そうしたところ、「療育支援センターというのもあるので相談してみ...
この記事は50代の女性に書いていただきました。 ………. 私は今年五十歳を迎えた発達障害当事者の女性です。発達障害だけではなく軽度知的障害も併せ持っているため、障害等級で最重度と判定され、精神障害者保健福祉手帳1級を所持しています。ですが就労して完全自立を果たし、現状は一切の福祉サー...
この記事は児童指導員に書いていただきました。 ……………….. 1. はじめに 私は療育施設で児童指導員として個別や集団での療育を行っています。発達障害を持つお子さんはソーシャルスキルトレーニング(SST)を通して社会性を身につけていきます。 ...
この記事は児童指導員の方に書いていただきました。 …….. はじめに 私は療育施設で児童指導員として個別や集団での療育を行っています。 発達障害を調べる中でよく出てくる「目と手の協応」という言葉をご存知でしょうか。目で情報を見て、その情報に合わせて手を動かす、ということです。 例えば、ドッ...
児童精神疾患の治療に携わっていた男性看護師に書いていただきました。 ……… 発達障害という言葉を聞いたことがあるでしょうか。発達障害は目に見えない、脳の働きが障害されることで起こる、知的、精神的障害であり、生まれつき持っている本人の「性格」「個性」とも捉えることができます。 「障害」と聞くと陰性感情を持ってしまいが...
児童精神疾患の治療に携わっていた男性看護師に書いていただきました。 ……… 現在行われている乳幼児健診では、先天性疾患や身体機能障害、脳機能障害の有無を調べられていますが、その中で「発達障害」に関する健診も同時に行われています。 この「発達障害」は、脳機能障害の一つと言えますが、個人によってその症状がそれぞれ違うと...
この記事は30代の女性に書いていただきました。 ………. 妊娠6か月の妊婦健診の時に、胎児が先天性心疾患だと胎児診断されました。多くの合併症を合わせてもった単心室症という病名で、出産までにも色々ありましたが無事出産することができ、心臓の手術を受けました。 この単心室症という病気は...
この記事は発達障害のお子さんを育てている30代の女性に書いていただきました。 ……… 息子は発達検査の結果だけでは分からない生活上の困難を多々抱えています。例えばこだわりの強さだったり感覚過敏だったり…。見えている世界が定型発達の子とは違うので、周囲が「当然こうであろう」と既に把握している常識も彼には一...
この記事は30代の女性に、発達障害の苦しさ、誤診された経緯、そしてリストカットについて書いていただきました。 ……….. 私は、発達障害者です。発達障害の中でもコミュニケーションを不得手とするタイプ、いわゆる広汎性発達障害です。コミュニケーションが苦手などの特性から、子どもの頃から...
この記事は30代の女性に書いていただきました。 ……. 「部屋の片付け方が分からない」と泣きながら言う息子を見たのが、我が家の受診のきっかけでした。今回は、発達障害を調べるための診察の内容や行われた検査についてお話ししたいと思います。 医者探しのためにスクールカウンセラーに相談 まず私が行ったことは息...