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[大人の発達障害 近藤さん編③] 子供の頃からADHD

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発達障害のある子ども=育てにくいというイメージがあります。
私は子供の頃からADHDですので、親も相当苦労しただろう思い、そのことを母親に聞くと「子どもとはそういうものだと思っていた」と言われました。
発達障害が今よりも認知度が低かったので無理もないかもしれません。

ここでは、子どもの頃の私がどんな子どもだったのか、思い出せる限りご紹介します。

忘れっぽいけど、しっかり者

私は3人兄弟の長女で下に妹と弟がいます。
子どものころから母親に頼りにされていたのでしょう。
気づけば「しっかり者」のいかにも長女らしい子どもに育っていたと思います(余談ですが、「しっかり者」は大人になった今でも言われます)。

ただのしっかり者であれば良かったのですが、私の場合、「ものすごく忘れっぽい」ところがありました。

体操着を忘れた

筆箱を忘れた

宿題をやってきたのに、持って行くのを忘れた

これくらいは日常茶飯事。
でも自分よりも忘れ物が多い子がクラスに何人もいたので、「あそこまでひどいと本当に迷惑だし、嫌だな」「自分はああいう子とは違う」とも思っていました。
おそらく周りの先生や友達も、私のことを「発達障害」としてではなく、「これくらいの忘れ物は子どもならよくあること」くらいの認識だったと思います。
当時は発達障害という病名はメジャーではなかったので、「発達障害」との認識はしようがないのですが、それでも「忘れ物が多い子」くらいだったと思います。

授業中は大人しい子

ADHDの子どもといえば授業中に席を立ったり、騒いだり、落ち着きがないと思われがちですが、ADHDの私は、授業中は大人しく椅子に座っていられる子どもでした。
ただ、集中力が続かないので授業の途中、何度も上の空状態だったと思います。
ノートに落書きしたり、友達に手紙を書いたり、授業以外のことで時間を潰していた覚えがあります。

ただ、ADHDとは関係なく私の性格が負けず嫌いなところがあり、テストだけは頑張っていました。
計画通りに進めるのが苦手なのに、ライバルに負けるのが嫌で中学高校のテスト前は、自分が立てた計画通りに勉強していました。
おかげで成績は学年で上の下くらい。
クラスの中では頭がいい方と思われていました。

忘れ物こそ多いけど、成績は悪くないし授業もちゃんと聞いている(ように見える)。
周りに迷惑をかけたり、問題行動を起こしたりしない。
それに、私よりも発達に遅れのありそうな子は他にもいる。
こうした要因が重なったため、私がADHDであると疑う人は周りに誰一人いませんでした。

[関連記事]

「[大人の発達障害 近藤さん編①]発達障害を疑うようになったきっかけ」
[大人の発達障害 近藤さん編②]発達障害の診断を受けた時の話」

「大人の発達障害 近藤さん編④ADHDの診断を受けた後の現在の仕事」

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