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ADHD(注意欠陥・多動性障害)とLD(学習障害)の特徴について

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 落ち着きがない、注意力散漫といった特徴のADHD(注意欠陥・多動性障害)や読み書きなどが困難というLD(学習障害)も発達障害のひとつです。ここではADHDとLDの特徴について解説します。

ADHDの大きな特徴~不注意・多動・衝動性

 ADHDの大きな特徴は以下の3つです。
・不注意性
・多動性
・衝動性
 これらが幼児期の間に現れ、その後の発達に困難をきたすのがADHDです。

<不注意性の特徴>
・何かをした後にそれらを片付けることが出来ない
・教科書や筆箱などの忘れ物が多い
・大人の場合には仕事の間違いややり残しが多い
・話しを最後まで聞かないで、その場を去ってしまう
・ボーっとしていることがあり、車や自転車事故に巻き込まれやすい
など。

<多動性の特徴>
・落ち着いて座るのが苦手で、席を立ってしまって歩き回る
・集中して何かを行なうことが苦手なので、よそ見が多い
・常に手足を動かしている
など。

<衝動性の特徴>
・人の話が終わるのが待てなくて、話の腰を折ることが多い
・順番などを待つのが苦手で友達のおもちゃを先に取ってしまう事がある
・思ったことを即行動したり、口に出してしまう
などがあげられます。

多動症状の少ないADHDもある

 上記の特徴を見て、「ADHD=多動で落ち着きがない」と思いがちですが、ADHDと言っても全て同じではなく、特徴により3種類あるといわれています。
①不注意性、多動性、衝動性を全て持っているタイプ

②多動性と衝動性が多く出ているタイプ
 小児科医の司馬理英子氏はADHDの子どもたちの特徴についてわかりやすく漫画「ドラえもん」のキャラクターで説明しています。この多動性と衝動性が優勢になったADHDを「ジャイアン型」と名づけています。ジャイアンはのび太君が持っている玩具を取りあげてしまうことやのび太君に対して酷い言葉を衝動的に口に出しています。

③不注意性が多く出ているタイプ
 同じく司馬理英子氏は不注意性が優勢になったADHDを「のび太型」と名づけています。のび太君はいつも学校の宿題を忘れたり、玩具を散らかして母親に怒られています。特に不注意性が多く出ているタイプはなかなか気づかれにくく、「だらしない子」とされ叱られることが多くなりがちです。

読むことだけができないなど・・・LDの特徴について

 LD(学習障害)は「読む」「計算する」「書く」などの特定の能力が著しく苦手で、習得や向上が難しい状態を言います。学習に関わる能力とは以下のものを言います。
 具体的な例をあげてみます。
「聞く」:人の話を聞いて、それを理解することが苦手。
「話す」:整合性のある話ができない。内容を的確に伝えられない。
「読む」:音読がスムーズにできない(似た文字の区別がつかない。一行飛ばしたり、極端に読むスピードが遅いなど)。
「書く」:文章を横一列に正確に書けない。読むのが難しいような文章を書く。点の打ち方が変など。
「計算する」:基本的な計算ができないなど。
「推論する」:「〇〇は△△だから、これに違いない」という論理に沿って考えることが苦手。ですので計画が出来ません。

 LDはADHDと併存しているケースもあります。

まとめ

 ADHDは多動性がある子であれば発見はたやすいです。が、不注意優勢型のADHDやLDは普段の子どもの様子をよく見ていても気づかないことが多いです。その間、発見に至るまでにたくさん叱られたり、馬鹿にされたり、心無いことを言われ続けていることも少なくありません。そうすると本人の自己肯定感を低くしてしまい、これからの人生に支障を来す可能性もあるので注意深く観察してください。

 それとADHDは薬で治療することが多いですが、個人的にはお勧めしません。ADHDの薬は副作用が強く(発症する確率も高い)、小さな子供が飲むには可哀想だからです。

[参考記事]
「自閉症スペクトラムの特徴とは」

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