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筋力や運動神経が弱い発達障害の息子のために行なった療育

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この記事は40代の女性に書いていただきました。

……….

発達障害がある息子は運動面でも困難を感じる場面が多いようです。
息子は小学校に上がるまで発達障害に気付けなかったので、幼稚園時代はキャッチボールや縄跳びなど、他の子のように出来ずに辛い思いをさせてしまいました。

発達障害の診断を受けてから初めて、頭で思ったように自分の体を動かせないのは発達障害の特性から来るものだったのだと知りました。
その頃には、小さい頃から療育できちんとフォローが出来ていなかったために周囲の友だちから馬鹿にされたりする関係が固まってしまっていました。
もっと早くに気づいてあげられたら…ととても後悔しましたが、過去の事を言っても仕方がないのでその時点から出来ることを始めました。

トランポリンで体幹を鍛える。

息子は小学校に上がって机に座り授業を受けるようになると、椅子にまっすぐ座っていられないのが目立つようになりました。
授業参観に行っても、いつも半分椅子からずり落ちるような姿勢で、その上机に肘をつき、突っ伏すような形で授業を受けている状態。
発達障害のある息子にとって、背筋を伸ばしまっすぐ座っている事はとても困難な事のようです。
筋力が弱いのもあり、もたれかからないと体を保てませんでした。

その頃から療育に通い、週に二度ほどトランポリンで跳ぶ運動を始めました。
家庭では飽きてしまいなかなか長い時間取り組ませることが出来なかったのですが、療育機関で専門の方についてもらいその運動を続けることで、いつの間にか椅子にしっかり座れるようになっていました。
高学年の今では授業参観に行っても目立つような事はありません。
しっかり座れているだけでも周囲からの印象がこんなに違うのだなとあらためて感じます。

バランスボールを目につく場所に置いておく。

バランスボールを使っての運動も療育で取り組んでいた内容の一つですが、家庭にも息子がくつろぐスペースにバランスボールを置いていました。
ADHDの特性が強い長男は目について面白そうなものには飛びつく特徴があるので、目の前に置いてあると自然にボールに座っています。
療育機関ではその上で何秒姿勢が保てるか、など目標とねらいを持って取り組んでいましたが、家庭では日常生活の中で自然と体を使えればいいなという位の気持ちで置いていました。

その他にも「バランスディスク」というものも購入し、遊びながら体幹を鍛えたりしています。
平衡感覚が弱い子どもたちは、バランスを保つのに視覚情報に大部分頼っており、感覚でバランスを取るのが難しいそうです。
バランスディスクに目をつぶって立つ、という動きだけでも立っておられずに、しばらくすると車酔いのような状態になっていました。
こういう動きを日々遊びの中で取り入れていると少しずつ鍛えられるのかもしれません。

体操教室に通う。

これは発達障害の子向けの習い事ではないのですが、息子の障害の事を話し、受け入れてもらえる体操教室に通いました。
この体操教室は「跳び箱を飛べるようになる」「鉄棒が出来るようになる」というような、技術を教えてもらう教室ではなく、運動神経が発達する大事な時期にいかに沢山神経回路を繋いで脳と体をスムーズに連動させられるか、という事を狙いにしている教室でした。
ただ、その体操教室に出会った際息子は既に9歳になっていました。
本来ならばもっと早い時期に行なえば神経を鍛えるのに効果的だったそうなのですが、少し出遅れてしまいました…。

教室では走りながら、手でボールを投げて的に当てたり、じゃんけんでわざと負ける手を素早く出したり、等々普通に生活していたらしないような動きに取り組んでいました。
この動きが神経回路を発達させるためにすごく良いそうです。

息子が初めて診断を受ける際、作業療法士の方に体の動きを見てもらったところ、何かをしながら他の事をする、という部分がとても弱いことを指摘されていました。
体操教室でしている動きは、その部分を強化するためにぴったりで、既に9歳になってはいたものの短期間通うだけでも随分と動きのぎこちなさが減り、スムーズになるという成果を感じました。

[参考記事]
「自閉症の息子は児童デイサービス(作業療法とSST)を利用。費用は」

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