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私の発達障害が原因で娘の育児ができなくなり、子供を施設へ

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この記事は20代の女性に書いていただきました。

………..

私は発達障害と診断されていますが、子供を持つ母親でもあります。
今回は私の発達障害の性質と仕事のこと、そして子育てについて書きます。

私が発達障害で困っている事

私が発達障害と診断されたのは26歳時です。
見た目が普通で、障害があるなんてみんな思いませんので、「何で人と同じ事が出来ないの?」と言われることが多いです。
それに対しては障害を持っていることを素直に言えばいいのですが、その勇気もなく、いつも軽いパニックになります。
また、3人以上の人と話すと会話の内容が右から左へと通り抜け、誰が何を言ったのかが頭に残りません。
それにより、仕事でも色んな人から「….やっておいて」と言われても、最初に言われたことしか覚えてなく忘れてしまう事が多々あります。
このようなことが続くと当然怒られるのですが、その結果、自己評価が低くなり、
「自分はなにやっても駄目だ」という思いがなかなか抜けません。
一時期は鬱ぎみになり、仕事ができなくなり、生活保護を受けていたこともあります。
鬱は発達障害の二次障害のせいだと思います(参考記事「発達障害の「二次障害」とは何か。放置すると大変なことに」)。

子供を施設へ預け、障害者雇用で仕事

自分が理解されなかったり、突然の予定変更があるとパニックになり、暴言を吐いたりと攻撃的になることがあり、なかなか自分でコントロールが出来ない部分があります。
私には友達とサポートしてくれる行政の人は要るけど離婚して夫はいないこと、そして親が亡くなっているので、こういう状態の私だけでは子育てが出来ず、子供を一年間施設に預けました。
その間、障害者雇用の仕事に就きましたが、同僚に言われる仕事の指示が理解できない事が多いので、障害雇用支援員の人に手伝ってもらいながら仕事を始めました。
仕事は手先を使う事が主なのですが、私は不器用です(発達障害の人に不器用は多い)。
紙を綺麗に半分に折ることすらできないのですが、出来ない事は家で練習しています。
その成果で任せてもらえる仕事も増えています。
また、私は仕事の順番を忘れやすいので、手順を紙に書いてから仕事をするようにしています。
そうしてからミスが少なくなりました。
「障害持っているから出来ない」ではなくて人に信頼される事を意識して、自分なりにやってきたつもりです。
しかし、頑張っても出来ないことがあり、その時には余裕がなくて泣いてしまうこともあるのですが、上司がフォローしてくれます。
この上司には「
仕事がない場合は人に聞くじゃなくて周りをみて自分で探すの大事」とも教えてもらいました。
今の職場は仕事中でも世間話や冗談が言い合えるほどフレンドリーな雰囲気があるので、長く仕事を続けられています。
私にとってはすごく幸運なことだと感謝しています。

育児について

娘にしてあげたい事はたくさんあるのですが、自分のことすら出来ないのにそれをどうやってやってあげればいいのか解らない状態でした。
そのため、一年間施設に預けたこともあり、これに関しては今でも自己嫌悪を抱いています。
その後、障害者雇用の仕事を始めたことで、子供と再び生活をすることが出来るようになったのですが、仕事と育児を両立させないといけないと頑張りすぎて、いつも疲れていました。
時間までに子供にご飯を食べさせ保育園に連れて行かないといけないので、いつも精神的にはギリギリな状態です。
こういう状態ですと娘が持って行く荷物や私が会社に持って行く荷物や提出物を忘れてしまいます。
発達障害の性質により小さい頃から忘れ物が多かったのですが、このような焦っている状況ではその性質に拍車がかかってしまうのです。
そこで取った対策は遠かった保育園を近くに変えたことと忘れ防止のために通園カバンに持っていくものカード作って毎回確認をしています。
そして、私は困った事がある時にはパニックになりやすいので、そのような時には友達に助けてもらっています。

このようにまだまだ自分自身も子育ても不完全ですが、子供のために頑張りたいという思いが、私を変えてくれました。
今のままずっと平穏に娘と二人で暮らしていくことが私の願いであり、目標です。

[参考記事]
「発達障害を抱える人には親以外の良き理解者が必要」

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