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発達障害の二次障害を併発し、強迫神経症に

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この記事は20代の男性に書いていただきました。

………..

1.発達障害の診断

僕は小学3年生の時に軽度の発達障害と診断されました。
というのも小学3年生になって暴力的になることが多かったので、親が僕を病院に連れて行ったのですが、そこですぐ診断がおりました。
やはり最初は実感などは無くただ茫然と聞いていました。
両親には思い当たる節があるらしく、後から聞いた話では保育園の時にベランダでおしっこをしたり、なかなかお昼寝もできず騒いだり、他の園児とトラブルになることが多かったり、小学生に入ってからは何かと友達と喧嘩したり教室で暴れたと色々問題行動を起こしていたみたいです。
母親は今まで自分の育児のせいかと思っていたようで、障害だと分かって安心したと言っていました。
その後は、薬で上手く気分を落ち着けながら学校に通っていました。
コミュニケーションのために先生と交換ノートもやっていました。
ですが思春期になったときにだんだん僕は自分自身の発達障害を悪い意味で実感するようになっていきました。

2.自分の障害について実感した日

自分の障害を初めて悪い意味で実感したのが、中学の入学式でした。
中学の入学式、いつも以上に緊張して登校したのですがその緊張が裏目になり、10分程度遅刻してしまったのです。
教室に急いで入った瞬間にクラスのみんなの目が、とても尖っていたのを感じました。
ただでさえ、小学生の時に皆に迷惑をかけてしまっていたので、
きっと、うんざりしてるんだろうなと思いとても自分に落胆しました。
コンプレックスや劣等感を引き起こしまい、さらにイジメもあったため、とても辛い中学校生活になってしまいました。
小学校で仲良くしてくれた友達なども離れてしまい、ここには居場所はないんだと思い、毎日下を向いてジッと耐えるという生活が続いてしまいました。
案の定、中学2年生から不登校になってしまい、
そして頑張って登校してみるものの、数か月でまた不登校になり、それを繰り返すうちに集団が苦手になってしまっていました。
極度の人見知りというものです。

3.症状は二次障害へ

それから入院も3回ほど繰り返し、家にいる時間も長くなり引きこもりになりました(入院は一回目が中1、2回目が中2、3回目が高校2年)。
親との関係も悪化してしまい、毎日喧嘩する時期がありました。
家庭環境も色々あって、発達障害の二次障害も併発してしまい、強迫神経症のような症状(手洗い、不安症状、こだわり、異常な潔癖)や外に出るのが怖くなってしまったりと自分でも説明できないような壮絶な日々になっていました(参考記事「発達障害の「二次障害」とは何か。放置すると大変なことに」)。
引きこもりになりながら、月一回ほど、療育センターに通って、相談やお話を聞いてもらっていました。
多いときで週一回のペースで
行っていた時期もありました。
睡眠にも影響がきてしまい、睡眠障害になったしまったので、不安や興奮を抑えるお薬、睡眠薬などを処方してもらい、なんとか少しずつ落ち着いてきました。

4.やっと外出!

二次障害も落ち着いてきたことを周りに相談したところ、移動支援を使ってみたらと言われ、移動支援のサポートを利用して、ヘルパーさんと外出して社会参加するようになっていきました。
初めは近くの公園から行って、慣れてきたらカフェ、カラオケ、レストラン、映画館など人が多いところにも行くようになりました。
水族館やショッピングセンター、電車で遠出なども行くようになりました。
そして少しずつお祭りやイベント、コンサートのような大きい場所に行くようになり、余裕が少しずつ出てきて一人で外出することも増えていきました。
一人で散髪しに行ったり、パンを買いに行ったり、電車の練習で少し遠い距離まで電車に乗って行ったり。
処方されていたお薬もだんだんと減薬していき、最終的には処方ゼロになりました。
お薬の副作用で太っていた時期があったんですが今では逆に痩せてしまっています。

5.自立へ向けて、今やっていること

一人で外出しているうちに不安も取れてきたので、本格的に社会参加のことを考えて、社会参加のサポート事業に通うことにしました。
そこではコミュニケーションの練習や月一回でイベントがあります。
BBQや旅行、スポーツ大会、ボーリング大会、サッカー部、演劇、雑談、ゲーム、料理、散歩など様々なことをやっています。
基本的に土曜日や日曜日も活動があるので、
一週間がとても充実します。
そこに今、週3で行っています。
やはりこういった機会がとても大切なことだとすごく実感しました。
今ではもう、ヘルパーさんは利用していなく一人で外出していることが多いです。
一人で映画にも行きますし、これからは「一人〇〇」を極めようと思っています(笑)
苦手だった事も慣れたおかげで克服できたことも多くありました。

人混みや混んでいる電車、音の刺激が強い電気屋、急な予定や急な出来事、人と話すことなど沢山の事が苦手から得意に変わりました。
もうすぐバイトもする予定です。
距離はだいぶ遠いのですが自分自身の
モチベーションを高めて頑張ります。

[参考記事]
「発達障害との共生を目指して趣味の手芸に没頭」

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