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広汎性発達障害と診断された娘。一番苦労したのはトイレ

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 今回の記事は30代の女性に書いていただきました。
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 私には子どもが2人いて、下の子ども(現在小学1生、女の子です)が広汎性発達障害の診断を受けています。上の子の時には感じたことのない育てにくさがあります。
例えば
〇出かけるとすぐに迷子になる(迷子になっても、泣かずにニコニコしているだけ)
〇外から帰ってきてもすぐに家に入らず、毎回家の周りを1~2周しないと帰らない
〇パニックを頻繁に起こす。
〇年齢の割には言葉が少ない
などの特徴がありますが、まわりの人(主人も含み)には「まだ小さいし、気にしすぎだ」と言われていました。

 言葉でのコミュニケーションが難しかったので、よく行く場所、毎日することを、写真や絵を書いて地道に教えていきました。一番苦労したのは、トイレ。絵を書いても、トイレの絵本で説明してもダメ。実際トイレに入っている所を見せてもダメ。先生にはそのうち、ポロっとおむつがとれますよと言われ続けましたが、実際にトイレでおしっこが出来て、おむつがとれたのは、5歳半の時でした。

役場で発達相談後、療育を始める

 1歳半健診では「少しゆっくりな成長ですね」と言われていて、日に日にちょっとおかしいかもと感じる機会が多くなっていたので、役場の発達相談に予約。そこでグレーゾーンかもしれませんと言われ、2歳になってから大きな病院の検査に行くと広汎性発達障害と診断されました(参考記事「発達障害とはどんな障害?昔はこんな子、普通にいたよね」)。さらに「実際の年齢の半分の知能です」とも言われました。

 そこから、色々調べていくうちに療育を続けることが大切で、これから1~2年間が勝負だという事が分かりました。その後、役場に問い合わせして、療育ができる所はキャンセル待ち状態でしたが、何とか途中から参加させてもらう事が出来ました。療育の内容は親子で体操、絵本の読み聞かせ、簡単なお勉強(お絵かき、シール張りなど)でしたが、基本的に娘はどの活動もじっとしていられないので、実際一通りできるようになるまで半年ほどかかりました。お友達とのやり取りもほぼないような状態で、ひたすらウロウロするなどマイペースな行動が続きました。

幼稚園の時には個人療育も始める

 年齢が上がるにつれて少しずつ、ホントに少しずつ出来る事が増え、言葉も少し話せるようになってきています。幼稚園は、入園当時、先生方や周りのお母さん方に娘が発達障害であることをお話したので、温かく見守ってくれて、色々な行事は「できる範囲」で参加させて、周りのお子さんと同じように幼稚園生活を過ごせました。

 年長からは集団の療育に加え、個人での療育も始まりました。
例えば
〇小学校の入学に向けて、一定時間座って作業をする。
〇読み聞かせ。
〇お友達とのやりとり
〇コミュニケーションを伸ばす為の人形劇
など色々学びました。

小学校では特別支援学級に

 幼稚園とは勝手が違うようで、お友達とのやりとりに少し苦労しているようでしたが、少しずつ慣れてきました。これらの環境の変化に慣れてくれたのも、やはり早めに娘の変化に気づいて療育を始められた事が一番大きかったと思います。

 私がしていたことは専門の先生方のアドバイスを参考に的確に娘に接し、「結果が出る→ほめてあげる→子どもが喜ぶ→次につなげる」を繰り返しただけです。また、「意思が相手に伝わらない」「物事をやらないのではなく、できない」など娘が一番つらいと思っていることに気づいてフォローしていました。

 普通の子育てとは時間も労力もかかってしまいますが、毎日少しずつ成長してきている子どもに感謝しています。

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