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アスペルガー症候群の小学生の息子の性質と頭囲について

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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 今回は小学生になってからアスペルガー症候群の疑いと診断を受けた息子について書いていきます。アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの中の一つです。

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生まれる前から3歳ぐらいまでの性質

 二人目の妊娠で男の子だと分かり、上の子が女の子だったこともあり喜んでいました。しかし、お腹にいるときから頭囲が大きく、骨盤がうまく通らなければ帝王切開もあり得ると言われた出産でした。結局は普通分娩でしたが頭が出てくる時が一番痛かったのを覚えています。3772グラム。大きい赤ちゃんです。

 頭囲が成長曲線よりもはるかに大きく、その為なのか運動能力の発育が極めて遅く、首の座りや寝返りは同月齢の子に比べると1.2か月遅かったです。生後半年ぐらいで水頭症の疑いでMRI検査をし、検査結果は「異常ない」とのことで経過観察になりました。脳と発育の状態を小学校に上がるまでしていただきました。

 歩くようになったのは1歳9か月ですので、かなり遅いですし、言葉が出たのは2歳で、これも遅いです。おむつが取れたのは3歳過ぎです。成長が遅いせいか、足がもつれやすく転んでばかり。

 そのころ、児童福祉センターで発達検査を受けましたが、やはり9か月ほど遅れているという診断でした。二人目育児であったし、仕事もしていたのでのんびり構えていました。

 でも、「どこか上の子と違う」と感じていました。例えば電車の音、デパートなどのトイレのエアータオルの音、なんてことない音でよく泣いていました。今であれば聴覚過敏であることが分かるのですが、小学校にあがってからアスペルガー症候群の疑いと言われたので、この頃は障害だなんて思ってもいませんでした。

 また、アスペルガー症候群は、頭囲が大きい子と自閉症には何かしらの関係があることが日本精神神経学会の資料に書いてありました。自閉症児の脳の体積は通常の子と比べて大きいそうです。そんなことは後になって気が付いたことです。

4歳から小学校入学までの性質

 保育園では、仲の良い友達もでき、楽しく通っていました。ただ、先生の言うことの理解が遅く、お友達がやることを見て、マネをするだけでした。

 また少しでも運動能力が良くなるように体操教室にも行きました。マット、跳び箱、鉄棒、どれをやってもなかなか上手くいかず、あっという間に年下の子に抜かされていきました。ですが、息子は小さい子に抜かされる悔しさはないのかと不思議に思ったほど平気でした。

 結局、体操教室でも運動能力が発達せず、相変わらず転ぶことも多く、保護者の知らないところでの怪我に不安を抱えていました。小学校入学にあたって、つま先歩きや内股がどうにかならないかと小児整形にも行きましたが、靴を変える程度でこれといって治療もなく終了。

 そこで小学1年生になる前に今までの事情を伝え、1階の1年生教室(5クラスあるので2階もあり)にしてもらい階の考慮をしていただくことになりました。

小学校1年生から現在(5年生)までの性質

 1階のクラスで始まった小学校生活。親にお便りや連絡を伝えないといけないことがなかなかできず、親が学校に電話したり、二つ上の娘が先生に聞きに行ったりが毎日続きました。

 また、ランドセルの中が空っぽで帰ってきたり、月曜日に持っていった体操服が使ってもいないのにその日に持って帰ってきたり、1年生前半は生活だけで本人もこちらもぐったり。勉強どころではなかったけれどいつも笑顔で小学校に通えていただけ救われました。

 でも、アスペルガー症候群ゆえの「こだわり」があることに気が付きます。ある水曜日、先生が鍵盤ハーモニカを来週の月曜日までに持ってくるようにと連絡がありました。私は早速、次の日にでも持たせようと準備。

 ところが本人は月曜日に持っていくと頑固に言うことを聞きません。ただでさえ、月曜日は荷物が多いので木曜日、金曜日のうちに持っていかせたかったのに拒否。木曜日、二つ上の3年生の娘が先生に報告。先生から息子に話してもらい納得。金曜日に持っていくことができました。

 勉強に関しては学年が上がるにつれて勉強もだんだんと難しくなり、一問一答ならまだ解けますが、文章問題や自分の考えを書くことにつまずいています。音読は出来るのですが、物語などの話の理解ができていません。

 お友達に関しては誰でもいいというわけにはいかないけれど常にクラスで2.3人は仲良しさんがいます。ですから学校は楽しく行けます。ですが、言葉の理解ができない、空気が読みにくいということから同じクラスの子から非難をあびたこともあるようで、悲しい思いをしたこともあるようです。

 そんなときでも言葉数が足らないことで、心の中でストレスがたまり、人の物を隠したりして注意を受けていました。彼にとってストレス発散方法はきっと永遠の課題です。それを見つけ人生うまくのりこえられるように支援するのが私たち家族の使命だと思っています。

 さらにこれから成長するにつれて仕事をするという大きな課題があります。話が苦手で空気が読みにくいなら普通のサラリーマンは無理でしょう。何か研究職についてくれるといいのかなあと思い、好きなことを見つけるのが彼にとっての小学校時代課題であると思っています。それでも心は優しい息子です。親子で成長できるように頑張ります。

[参考記事]
「発達障害(ADHDとアスペルガー)を合併している私の症状について」

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