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大人の発達障害④職場での発達障害者に対する必要な配慮

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この記事は発達障害と診断された20代男性に書いていただいています。
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 発達障害者で「障害者枠で働きたい!けどどんな配慮をして貰えば良いかが分からない!」なんて人が多いのではないのでしょうか。そこで今回は、私が職場実習(仕事内容は倉庫内作業)を通して学んだ仕事上での配慮を紹介していきます。

指示の可視化

 短期記憶が苦手な私はどんな仕事でも「指示の可視化」で指示を忘れないようにしています。仕事をする時には必ず業務上の指示をされます。私は記憶するのが苦手なので、指示を紙に書いてもらって忘れないようにしています。そうする事で仕事内容が明確になり、忘れても見返す事が出来ます。ちなみにメモで指示を書いてもらった場合は「優先順位と納期(何時までに何個など)」も忘れずに聞きましょう。これが明確になっているとさらに仕事がやりやすくなりますよ。

 今回の実習先では商品のピッキングの作業でしたが、スキャナー端末で商品のバーコードを読み取って商品を持ってくる作業です。端末には持ってくる商品と個数が書いてありましたので、比較的間違えないで行うことができました。端末が仕事内容を明確にしてくれていたので本当に助かりました。

怒号や罵声は避けてもらう

 私は聴覚過敏があるため怒号や罵声は本当に苦痛でした。怒られる度に頭が混乱して自分自身を卑下してしまう事が多く、それによりやる気がどんどん失われていったり、異様に落ち込む事がありました。こういった事はうつ病などの二次障害のきっかけになるので配慮をしていただいた方がいいです。「怒号はしないでください」と自分から言うのはなかなか勇気がいることですので、就労移行支援事業所からの定着支援を受けながら、徐々に慣れていくのがいいと私は思っています(参考記事「大人の発達障害②就労移行支援事業所のメリットとデメリット」)。

 また、発達障害を持っている人は無理に人間関係を作ることはなく、1人作業が多い職場を選ぶ方がいいです。最近ではライターなどの職業を選ぶ人が増えています。

マルチタスクは避けて単純作業メインに

 発達障害者は特性上、マルチタスクが苦手なため、接客業など臨機応変な対応が求められる仕事は向いていません。逆に倉庫内作業やデータ入力など単純かつルーティーン化された仕事が向いています。仕事を選ぶ上では自身の特性を把握して就職活動をするといいでしょう。例えば、「発達障害持ってるけど、どうしても接客業をやりたい!」という方には接客業でもバックヤードの仕事を募集している事があるのでそういう所で働くのもオススメです。

仕事のマニュアルを作ってもらう

 仕事を口頭で教えてもらう場合、短期記憶が苦手でどうしても覚えられずに何度もミスしてしまったり、仕事内容を忘れてしまったりという事が多々あります。私はその時に自分でメモに書いたりして覚えていましたが、そこに書いた事と口頭で教えてもらった事が違っていて散々苦労しました。私が記憶違いの内容をメモに書いてしまい、間違えて覚えていたのだと思います。

 そういった認識のズレやミスを防ぐ為にマニュアルを作成してもらいましょう。作業の順序や、やり方をマニュアルで明確にしてもらうと、仕事上でのミスがグッと下がりますよ。

具体的な指示を出してもらう

 特性の1つとして曖昧な表現が苦手で「これ」や「それ」などの「こそあど言葉」がうまく理解できない場合があります。それが苦手な場合は「机の上にある明日の会議の資料を取ってください。」のように、具体的な指示を出してもらうように面接で伝えましょう。

 以上が私が職場実習で感じた「職場での配慮」です。特性には個人差がありますが、今後就職される方は是非参考にしてみてください。

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