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療育センターで療育を開始してから現れた変化

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この記事は発達障害のお子さんを育てている30代の女性に書いていただきました。

………..

・独特な遊び方をする子でした。

私には自閉症の子ども(4歳)がいます。
子育て支援センターに行ってもお友達と遊ばない子で、自分の世界があり、気に入った遊びをずっと一人でしていました。
寝転がりながら車や電車のおもちゃのタイヤが動くのを見ていたり、ボールプールに3時間以上入っていたこともあります。
ボールを投げて遊んだり飛び込んだりするのではなく、ただボールに埋もれている感覚を楽しんでいるようでした。
紙芝居の時間や手遊びの時間も全く興味を示しませんでした。
そこで子育て支援センターで療育センターという施設があると教えてもらいました。
初めて聞く名前に少し抵抗がありましたが、当時2歳を過ぎても言葉らしい言葉を発さない息子でしたので、療育センターでの先生二人で四人の子を見るという手厚さにひかれ、通うことにしました。

・一進一退の療育

入所してしばらくは身支度や片付けなど何でもできました。
しかし途中から、なぜこんなことをしなければならないのか理由が分からなくなったのか、身支度などを嫌がるようになりました。
朝の会も参加せず面倒なことをさぼるようになりました。
出来ていたことが出来なくなったことに私はショックを受けました。
しかしこれは「何かの意思の表れ」と言われ、見守ることにしました。
先生方と相談し、ある時期までは親や保育士が準備や片付けをしました。
またある時期になるとあえて大人は何もしないという変化をつけました。
するといつもあるはずのタオルがなく困った息子は保育士さんに助けを求めるようになりました。
自分の世界で黙々としていた我が子が他人に困ったこと知らせることができ、解決できるようになったのです。
保育士さんたちの絶妙なつかず離れずの距離感により、ママ以外の大人を頼り、関われるようになりました。

・はじめてのお友達

療育センターに通っても我が子は1人で遊んでることが多くありました。
気に入った遊びがあると1人でいつまでも繰り返す子でした。
しかし入所してから1ヶ月ほど経つと母子分離が辛くなり、玄関でよく泣くようになりました。
そんな時に同じグループの子がカバンを持ってくれたり、靴をしまってくれたりと世話をしてくれました。
時には一緒に手を繋いで中に入ってくれました。
それからは「他者の認識」ができるようになり、周りの子の動きを観察するようになりました。
友達の動きを見て、今は何をする時間か判断できるようになり、給食の時間にはお友達の分も準備します。
また、遊び方も変化がありました。
それまでは自分の気に入った方法でしか遊ばなかった子が、お友達の動きをみて「そんなやり方があるのか」と目を光らせ、遊びの幅が広がりました。

・一年間通って

4月の入所式では泣いてばかりいた我が子が、修了式ではじっと座って待っていることができました。
友達がだらしなくしていると肩を叩いて「ちゃんとしよう」という態度を取り、場を乱すことなく式に参加することができました。
これは我が子だけでなくセンターに通っている皆に言えることでした。
ぐちゃぐちゃだった入所式から1年でこんなに粛々とした式ができたことに、全員の成長を感じました。
目に見えない心の成長もしっかり療育されており、感動しました。

この子達の成長のスピードは非常にゆっくりですが確実に成長している。
療育センターに行って本当に実感しました。

[参考記事]
「発達障害の診断を受け入れる難しさ。発達検査で怒鳴る」

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