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知的障害と発達障害①知的障害と発達障害の中間の娘

 

 娘の1歳半健診の時には周りの子供達は、ハイハイしていたり、早い子だと単語を話したりしていました。私の娘はハイハイも単語の発語も出来ていませんでしたが、「のんびり屋さんなだけで、これから徐々に成長する」って思っていました。もちろん、発達障害という言葉すら知りません。

 しかし2歳健診にて周りの子供達はみんな走ってたり、言葉も話せている。しかしうちの娘は、ようやくハイハイから捕まり立ちへ移行する程度で、言葉も出ない。これは何かあるのかなと感じ、産まれた時にお世話になった病院の小児科を受診して、発達障害の存在を知りました。

 それからはネットで発達障害の情報を調べる時間が増えましたが、その中に市役所が運営している「のびのび子育て教室」という教室があることを知りました。ことばの発達等で心配のある子を対象にした親子遊びの教室です。この教室に参加させて頂くようになりました。その教室に来ている同い年の他の子と比べると明らかに言葉の発達は遅れていました。その事を主治医に伝え、聴力検査、MRIにて脳の検査をしましたが異常無し。そのため病院にて言語のリハビリとパズルのような物を用いた知的なリハビリを受け、そして療育センターに通えるようにと診断書書いて下さりました。申請してすぐに療育センターに入って言語療法と友達、先生、保護者の方とリズム体操をしております。療育センターのおかけで少しずつ言葉も単語レベルで話せるようになってきましたが、近所の子供達と比べるとまだまだ差は開いています。

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保育園ではひとりぼっち

 娘が3歳の時、私たち家族の生活が苦しくなり共働きになりました。そして、仕方なく娘を保育園に入園させることにしました。もちろん加配の保育士が付いてます(加配の保育士は障害を持つ子などをサポートするためにいます)。成長は遅れてるけど周りの刺激で変化もあるのではと期待もありましたが、現実は甘くないです。娘は言葉が話せないがゆえに社交性が無く、クラスメイトとすべり台で遊びたかった時も声をかけることができず、ひとりぼっちになっていることがあり、加配の先生と二人で遊ぶ事が多くなりました。

 当の本人は、ニコニコしており、状況が把握できていないのだと思います。娘は言葉を話せないので私たち親から見て不憫に思いますが、保育園に行きたくないとゴネる事もなく楽しんでいるようで、迎えに行くと帰りたくないとゴネる事もありホッとしています。

 保育園では一応クラスメイトの輪の中に入って溶け込んでるように見えますが、よく見ると会話も無くただ輪に入ってニコニコしてるだけです。その為、保護者会にて娘の事を話し(不審がられては困るため)、周りの父兄も分かってくれました。意外にも親御さんたちは娘の障害には全く気付かなかったそうです。うちの娘の場合、相手に「これしたい。あれしたい」と同年代の子に伝えられないですが、先生や親には何がしたいか伝えてきます。「あっちー」とか「滑り台」などの単語ですが。しかし、私たちが話す言葉は理解してるようで「このゴミ捨てて」とか「これ洗濯ね」と伝えると「はーい」と返事して手伝う事もできます。それゆえ、障害があることに気づきにくかったのだと思います。

娘のIQ

 今現在4歳になりました。数回知能指数の検査をしていますが良くてIQ55程度です。いつの間に小児科の先生も発達障害とカルテに記入されなくなり、知的障害と記入しています。なんとなく覚悟していたつもりでしたがやはりショックでした。来年年長になり、再来年は、小学校に入学。1年でどこまで成長できるか不明ですが、養護学校なのか特別学級になるのか選択をいつかしないといけないのて毎日悩んでおります。

続きは「知的障害と発達障害②私の娘が受けている療育の具体的な内容」

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