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アメリカの発達障害の事例④薬を子供に飲ませるのは親のため?

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この記事は30代の女性に書いていただきました。

この記事は「アメリカの発達障害の事例③処方薬が覚せい剤取締法の指定成分?」の続きです。

…………………

 息子の発達障害の薬の処方箋はクリニックから郵送してもらっているので、郵送されている時間も考慮して処方箋を早目にオーダーしています。しかし、早く受け取ったからといって、薬局に持って行っても薬は買えません。前回いつ薬を受け取ったか記録されていて、薬が飲み終わる3日前からしか処方してもらう事は出来ません。

 これだけ規制している薬なのにこちらでは個人間の売買や薬の過剰摂取で病院に運ばれる人が後を絶えません。私がパートで働いていた会社の同僚の娘さんが発達障害の薬を処方されていたのですが、飲み過ぎた結果、救急車で運ばれた経験を話してくれました。私が「息子の落ち着きの無さ、集中力の無さが心配だ。」と話したら、「薬には頼らないほうがいいよ。」と言われました。その頃、息子はまだ小さく、「薬に頼るつもりはないよ」と答えました。同僚は娘さんが4人いたのですが、その内の1人が薬依存になってしまいました。その娘さんは見るからに異常に細く、人伝てに聞いた話では刑務所に出たり入ったりしているようです。

 処方箋が届いて薬を買うという生活が数ヶ月続いた後、いつものように郵送で送られて来た処方箋を見ると「カプセル」と書いてありました。それまでに受け取っていた処方箋には「タブレット(錠剤)」と書いてあったので、これでいいのかを聞きに薬局に行ってみたところ、「カプセルの方が即効性があり早く効く。タブレットは徐々に効いてくる」との事でした。「ちなみに私はいつもタブレットを$30位で購入してるんだけどカプセルはいくら?」と聞いたところ、「もっと高いよ」と言われてしまい、タブレットの処方箋のオーダーを再依頼するはめになりました(医師がより高い薬を買わせようとわざと処方したのではないかと私は疑っています)。再度、お願いした「タブレット(錠剤)」の処方箋をいつもの薬局に持って行ったところ、「これは前回と違う薬です」と言われてしまいました。もうこの時点で薬は2錠しか残っていませんでした。主人がドクターに確認の電話をするもその日ドクターは休みで折り返し電話をお願いしたにも関わらずしばらくかかってこず、とうとう薬は無くなりました。再度病院に電話し、ナースに伝言をお願いしたところ、やっとドクター本人から電話があり事情を説明すると、「前回と同じよ!」と言われました。

 今度は近所の他の薬局に処方箋を持って行き、「他の薬局で前回の薬と違うと言われてしまった。でも今朝ドクターに確認し同じだと回答は貰ってある。」と伝えました。受付の方は以前の処方箋と今回の処方箋を見比べて、「同じよね、、。」と言って下さり無事に薬を処方してもらう事が出来ました。

 このゴタゴタのせいで息子は1週間近く薬を服用する事が出来ませんでした。その間息子に、「薬飲んでないけど何か違う?」と聞いたところ、「別に。」と返事が返って来ました。息子自身は何も変わっていないようでしたが、学校での成績は前より良くなっています。これは私達が引っ越したので学校などの環境が変わったからなのか、薬を飲まないことで調子が良くなったからなのかは分かりませんが改善されるのはありがたいことです。

薬を飲ませない決意

 義両親にこの話をすると、「薬を飲まないでも調子がいいのなら、止めたらいいよ。薬は長く飲むものではない」と言われました。こういう薬は先ほど書いたように中毒性があるし、大きくなってから、何かしらの副作用を引きずったら困ります。低身長、食欲減退などの副作用も心配なので出来れば早く服用を終わらせたいと思っていました。

 「子供に発達障害の薬を飲ませたいのは私たち親が楽をしたいからではないか」という問いかけは常にあります。つまり、「服薬は子供のため」というのは逃げ口上で、子供が静かになることで自分たち親の育児が楽になるという思いがどこかにあるのではないかと。これは大事な視点だと私は思っています。

[参考記事]
「ADHDの薬コンサータの副作用で幻覚。袖から大きい蟻が」

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