Read Article

広告

発達障害により会社を首になりましたが、合う仕事を見つけた

広告

 

この記事は30代後半の女性に書いていただきました。

…………………………

発達障害者に仕事ができるのかどうか、皆さんそれが気になるところではないでしょうか。
私の場合には仕事に関しては苦労の連続です。
しかし、今は自分に向いている仕事を見つけることができるように就労移行支援事業所に通いながら、自宅で出来る仕事もしています。

私が新卒で入社した会社は地元の商社で、営業事務の仕事でした。
よく発達障害に事務は鬼門と言われますが、私の場合もまさにその通りで、毎日のようにミスをしたり、気が利かなかったりで上司や先輩から怒鳴られていました。
この会社では結局、首になりました(強制解雇みたいなものです)。
その後は他の仕事も色々やりましたが、どこにいっても発達障害の特性故につまづくことだらけで、対人恐怖や不安、抑うつでどうにもならなくなりました。
この時には発達障害とは分からずに自殺未遂を繰り返すほど苦しんだのですが、数年後に発達障害と診断が出ました。

就職活動を始めるが..

当初、ストラテラを服用しながら再就職をしようと思っていましたが、もう自分が何の仕事に向いているのか、何がしたいのか、全く分からなくなっていました。
そんなある日、就労継続支援A型事業所の求人を見かけ、コンタクトを取ってみました。
そこで思いがけず、施設長さんから併設の就労移行支援事業所の紹介をしていただきました。
ここで簡単に説明いたしますが、就労継続支援A型は雇用契約を結んで賃金を受けながら一般就労を目指す所で、就労移行支援事業所は雇用契約も賃金も発生しませんが、最長2年の在籍が可能で就労に向けて自立する訓練をする所、という違いがあります。
その後、紹介いただいた就労移行支援事業所に通い始めるのですが、最初は色々大変でした。
まず、支援員さんや利用者さんとどう距離を取っていいのか、どこまで近づいていいのか、どう振る舞っていいのか、何を伝えたらいいのか分からないのです。
グループワークやSST(ソーシャルスキルトレーニング)なども受けましたが、良くも悪くも自分の特性を知る日々の連続でした。
約半年通って分かったことを挙げると・・・

・押しは強くないものの、内に秘めたこだわりは強い

・自分がこうと決めたら納得しない限り意見を変えない

・先の予測がつかない状況や急な変化への対応が苦手

・視覚優位型で聴覚からの情報処理は不得意

・感情の上下変動が激しくコントロールが苦手

・我慢が利かない

・「あれやっておいてね」などの曖昧な指示や指示語が分かりにくい

・オープンクエスチョンで固まってしまう

最後の「オープンクエスチョンで固まってしまう」について少し説明を加えます。
質問形式には
〇「〇〇についてどう思った?」など自由に答えられる形式である「オープンクエスチョン」
〇「りんごとみかんとぶどう、どれが好き?」と選択肢が決まっている形式や「梨は好き?」などyesnoで答える形式である「クローズドクエスチョン」
があります。
私はクローズドクエスチョンは問題なく答えられるものの、オープンクエスチョンだと、とたんに何を話していいのか分からなくて混乱しがちになります。
これは「「あれやっておいてね」などの曖昧な指示や指示語が分かりにくい」特性に通じるかもしれませんが、「曖昧なこと」が分からないから、どう思った?と問われても自分がどう思っているのか言葉にならないのです。
緊張とか急に話を振られて頭がパニックになったとかでもなく、言葉が思い浮かんでこないという感じです。

正直なところここまで発達障害の特性が強いとは思っていなかったので、私自身驚いていますが、これじゃ人とのズレも起こるはずだと妙に納得もしました。
今も同じ就労移行支援事業所でお世話になっています。
支援員さんも利用者さんもいい方ばかりで、自分みたいな社会のはみだし者でも「ここにいてもいい」と思わせてくれる場所です。
もちろん、ここにいつまでもいられるわけじゃないのは重々承知しています。
ただ、対人恐怖があるので、社会に出て働くのはかなり厳しいなと自分で思っています。

私が選んだ道

今ここをご覧の皆さんの中にも、そういった方はいらっしゃるのではないでしょうか。
どうしても社会に溶け込めない、会社で働くことができない、という場合は、無理に企業に属して働くことに執着しなくてもいいと思います。
現代はライフスタイルも多種多様となり、働き方も幅広い形態が選択できるようになってきました。
私が発達障害者の方にお勧めしたいのは、フリーランスという働き方です。
私は頭の中で考えをまとめて言葉を口から発するのは苦手だけど、文章化=目で見られる形にすると、自分の言いたいことを伝えられるという特性を持っていました(この特性は就労移行支援事業所で気づきました)。
そんなわけで、私は今webライターの仕事を請け負いながら、就労移行支援に通って自立を目指しています。
フリーランスの仕事は、webライターに限らず、データ入力やプログラミング、イラスト作成など色々あります。
「クラウドワークス」のような仲介会社に登録をし、仕事を探します。
皆さんが読んでいるこの記事もクラウドワークスの仲介で書いています(依頼主様の手前、こんなことを書いていいか分かりませんが、1記事700円です)。
「発達障害だからあれもできないこれもできない」ではなく「発達障害だからこそ、あれができるこれができる」と目のつけどころを変えてみてください。
自分の得意を知ってそこを伸ばしていくことが、発達障害者には重要だと考えます。
自己肯定感が低い状態だとなかなか難しいかもしれませんが、客観的に自分を見つめ、自分の特性を知ることで道は見えてくると思います。
自分の特性を知ったら、様々な方向から見つめて長所として伸ばすことができないか、自分の可能性を探ってみてください。

[関連記事]
「発達障害による苦しさで自殺未遂(実例)」

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top