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発達障害の親は子供のことを理解できない?

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この記事は20代の女性に書いていただきました。

…………….

自身の発達障害を疑った時、私の父も発達障害なのではないかと思ったのは、父がアスペルガー症候群の性質をかなり待ち合わせていたからでした。
父の性格とすれば、普段は温厚で滅多には怒らないのですが、あまり人の感情や会話の流れなどが理解できないところがありました。
ですので、家での私や母との関係も上手く築けていません。
母は母でヒステリックなところがあり、人の話を聞かない性質を持っているので、相性が良くない同士が結婚したと私は思っています。
毎度毎度話の通じない父と言い争っています。
まして仕事での人間関係ではもっと苦労しているのだろうなと感じます。
また、父の行動はルーティン化してるところがあります。
市役所勤務である父は家に帰ると発泡酒を飲み、休みである土日祝日は昼間から飲むのですが、飲む本数は同じです。
そしてアルコールが入ると激昂しやすくなり、父と私は度々口論になるのですが、次の日はそのことを全然覚えていないのです。
その他のルーティン化してるところは日曜は必ずケンタッキーフライドチキンを食べることです。

先ほど書きましたが、「人の感情や会話の流れなどが理解できない」「行動のルーティン化」はアスペルガーの性質ですので、父も診断を受けていませんが、発達障害だと思います(参考記事「発達障害の一つアスペルガー症候群とは」)。

父と幼少の私

私と父は性質が似ていたので、幼い頃私は父について回りました。
お互いテレビゲームが好きでよく一緒に遊びましたし、虫取りもしました。
しかし今思えば、私を本質から理解しようとはしていませんでしたし、私にあまり興味がなかったのかと思います。
正確に言えば「理解しようとしていない」というより、発達障害故に「理解できなかった」という方が正しい気がします。
のちの話になりますが、進学も就職も恋愛も一切口を出されたことはなく、夜遅く私が帰宅しても心配することはありませんでした。
しかし幼少のうちに父や母に甘えたいという感情は抜け落ちていたので、そのことについて負の感情は持っていなかったです。

そんな父が怒るのは必ず酒が入った時ですが、その内容は理不尽なものでした。
今でも覚えているのですが、私が小学校1年の時の夕食での話です。
ご飯を食べる前に、「いただきます」と言い、食事を摂ろうとすると、突然怒り出し、「食べるな」と言い出しました。
「食事をするテーブルに鉛筆削りを置いていたから?」と思い、それをどかして食べようとしても「食べるな」。
父が「お父さんお母さんありがとうございます、いただきますと言ってからご飯を食え」と言うので、その日からずっとそう言ってからご飯を食べることになりました。

幼い時の私は大人の言うことを疑問も反抗もせず聞いていました。

父の浮気

父が浮気をしたのは、私が高校1年の時でした。
相手は出会い系サイトで知り合った女子高生で、父は年齢をその子と同じ高校生と偽りその子と連絡を取っていました。
浮気と言ってもメールだけであり、そんなに大事ではないですが、このことは私達家族に大きな影を落としました。
その頃の父の行動は今までと違っていました。
急にkinkikidsを聞くようになり、特に「もう君以外愛せない」を気に入っていたのでした。
それだけなら笑い話で済むのでしょうが、私は今でもこのことが許せません。
なぜなら父はその子をうちで引き取ると言い出したからです。

その子は心臓病を患っており、余命幾ばくという話でした(かなり嘘くさい話ですが)。
そして、住所は北海道だったので、父と会わないように嘘を言っていたとしか思えないのですが、父にはそのことが分かりません。
健常発達の人は人の感情を文章からも読み取ることが出来ますが、発達障害の性質を持つ父には不可能です。
母と私、妹は母の実家で父が頭を冷やすまで過ごすことになりました。

とはいえ、母の実家は隣の地区(隣町ですらなく、自転車で15分ほどの近さです)だったので、通学も全く問題はなかったのですが、住み慣れた家でないということ、いとこ家族も生活しているので、居づらさからちょくちょく自分の家へ帰っていました。
そこで父もただの人間であり絶対的な存在ではないということ、父に対する軽蔑と尊敬できないということを思い知らされたのです。

父は「お母さんが俺の話を聞いてくれないから」と泣きながら私に言いました。
今となればこの異質な行動も父が発達障害由来のことであり、人の気持ちを考えず自分の話を押し通すところが問題であったのです。

父は恐ろいほど自分のことしか考えていませんが、今でもその性質は変わっていません。

診断後の変化

父はきちんと専門医に発達障害を診断されたわけではありません。
そして私はADHDとは診断されましたが、アスペルガー症候群であるとは言われていません。
この発達障害の性質を調べていた時に私より父の方が多く当てはまっていることが分かりました。
しかしこのことは私にマイナスではなくむしろプラスに働きました。
今までただ父を敬遠していたのが、「こういう性質なのだから仕方がない」と思えるようになったのです。
そして私も同じ性質を持っているかもしれないことで、父を受け入れないことは自身も否定することにつながってしまう。
そう思ったことで、父に対する気持ちに変化が生まれたのです。

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